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- 田子にんにくは甘い?
にんにくは、9月中旬〜10月中旬に種となるりん片を植え付け、翌年6月下旬〜7月上旬に収穫時期を迎えます。
青森は雪が多く積もる地域であり、極寒の中でじっくりと育つことから、
辛みが少なく甘みのある味わいになります。
収穫時期にはスタッフ、農家さん、家族、親戚、ご近所さんと、地域住民総出で収穫作業を行なっています。
収穫直後のにんにくはとても水分が多いので、腐らないよう根や土が付いたまますぐに通年出荷のための
専用の冷蔵庫に1か月ほどかけて乾燥させ保管されます。
その為、乾燥させる前の「生にんにく」は、年に1度、収穫時期のわずかな期間でしか味わうことができません。
まさに幻の、旬の味わいと言えるかもしれません。
そして「初ものにんにく」とは、収穫したにんにくを1ヶ月ほど乾燥させた直後の
7月末〜8月末頃までの期間のにんにくになります。
「生にんにく」に比べると水分量は減っていますがみずみずしさが十分に残っておりますので、
黒にんにくにしたり色々な料理にもよくマッチします。
そしてなんといっても田子にんにくと他のにんにくとの違いは、旨味と甘味でしょう。
その理由には、青森のこの田子の土地ならではの長く厳しい寒さが関係しています。
にんにくは、自ら凍らないようにと、糖度を高めて自らの身を守ろうとします。
それは、じっくりと熟成させた黒にんにくにして味わうとよくわかるかと思います。
田子にんにくの高い糖度と深い旨みは、まるでフルーツと呼ばれています。
「田子にんにくを、一人でも多くの人に知ってもらいたい、味わってもらいたい」
そんな想いを込めた、八福のにんにくをぜひご堪能ください。
八福